TRANSFORMERES Cloud , 時空界

ROAD BUSTER(ロードバスター)

ROAD BUSTER(ロードバスター)

クラウド世界・時空警察オートボットの戦士ロードバスター。彼が所属するレッカーズは時空界の秩序を脅かすあらゆる問題へと対処するオートボット内の特殊部隊だ。過酷な任務のため気性の激しい者が多いレッカーズにおいて、ロードバスターは真面目な人柄と任務への実直さから仲間内での信頼も厚い。だが戦いに生きる彼は戦闘以外のことに苦手意識を持つ不器用なところがあり、時空界の平和のため戦う自分がその平和になじめないのではないかという葛藤を常に抱えている。だがそれも彼が真面目すぎるゆえであり、本来の彼は優しく穏やかな心を持っているのだ。誰よりも仲間を大切にする普段の行動がそれを物語っている。
戦闘だけでなく武器の開発や整備にも長けているロードバスターは、自ら調整した複数の銃器からなる愛用の武装「キャリバーアームズ」を駆使し、それらを組み合わせることであらゆる局面へ臨機応変に対応することが可能だ。
「SARA」の未知なる力、ディメンションモードを彼がもし得たならば、多くの時空世界と仲間を救う偉大な勇者となるであろう。そんな彼を平和な世界と仲間達はきっと暖かく迎え入れてくれるに違いない。

HELL WARP(ヘルワープ)

HELL WARP(ヘルワープ)

ヘルワープは瀕死の重傷を負ったスカイワープがメガトロンの手により再生・進化した姿である。以前よりも大型かつ異形のボディを得て、その意識と記憶はスカイワープのままだが凶暴性が増し力を振るうことを楽しむ好戦的な性格となった。それが無理な進化の弊害なのか、今まで抑圧されていたスカイワープの本性なのかはもはや誰にも分からない。
左腕の主武装ヘルワインダーから放たれる螺旋状の光弾は、拡散させ広範囲の敵を撃ち抜くことが可能だ。だが彼の最大の武器はスカイワープ時代から持つワープ能力である。以前はエネルギーの消費も激しく持て余していた力であったが、メガトロンよりSARAの力の片鱗を与えられた今その欠点は克服され、短距離ではあるが自由自在な連続ワープが可能となった。鋼鉄さえも引き裂く鋭利なヒレと牙を持つビーストモードで空中を泳ぐように進み、海面のように大地からワープアウトし襲いかかる彼にとって、陸海空すべての空間は哀れな獲物が逃げ惑う狩猟場となる。
『SARA』の未知なる力、ディメンションモードを得たとき、ヘルワープは時空世界さえも越えるワープ能力を獲得し、全時空界の生きとし生けるもの全てが彼の標的となるであろう。

HOT RODIMUS(ホットロディマス)

HOT RODIMUS(ホットロディマス)

クラウド世界時空警察・オートボットの若き騎士ホットロディマス。彼は高い戦闘能力、それに強い正義感と任務への真摯さを合わせ持つ優秀な戦士である。しかし若さゆえに先走ることもあり、また親しい友人や心許した相手の前では少し子供っぽい面を見せることもある。だがそれもまた彼の魅力の一つであると彼の仲間達は笑顔で語る。
凶悪なディセプティコン兵士ショックウェーブの手により大切な仲間を傷つけられた彼は、その怒りで己の中に眠る「SARA」の力を覚醒させ、新たに空を飛ぶヘリコプターへの変形能力を獲得する。陸と空を制するトリプルチェンジ能力、更に手持ち銃の「ダブルフォトンレーザー」に加え彼の騎士としての本領を発揮できる剣「エリミネーションカリバー」を装備したことにより、あらゆる局面でその戦闘能力を遺憾なく発揮できるようになった。
自分自身の未熟さを知り成長し、「SARA」の未知なる力・・・ディメンションモードを彼が獲得した時、彼はあらゆる時空において崇められし「騎士」の称号にふさわしい勇者となるであろう。

SHOCKWAVE(ショックウェーブ)

SHOCKWAVE(ショックウェーブ)

狂気の論理、ショックウェーブを一言で表すならまさにそんな言葉がふさわしい。彼には我欲も野望も無く、ただ論理的かつ効率的に物事を進めていくのみである。クラウド世界にとって不幸だったのは、彼が導き出した答えがメガトロンのそれと同じであったこと。すなわち、絶対的な強者による絶対の支配、それこそ全時空界の恒久的存続のための唯一の解決策であると彼もまた確信したのだ。その覇者にふさわしい者、主であるメガトロンのために彼はあらゆる障害を排除する。
任務の度に改造を加えてきたそのボディは、左手のアストロマグナムを初めとする強力な火器類に加えトリプルチェンジを超える多段変形能力を備えるに至る。本来こうした改造は拷問に等しい苦痛を伴うが、彼は表情一つ変えることなく自らの手で淡々と手術を繰り返したという。それもまた彼が狂気の論理と呼ばれ恐れられる所以なのだ。
だが「SARA」の未知なる力、ディメンションモードを彼が獲得したとしたら、恐らく自ら支配者となる選択をしその絶大な力の元にメガトロンさえも排除対象とするであろう。それは悪意も欲望もなく、ただ純然たる論理の元に執行されるのである。

BRAWN(ブローン)

BRAWN(ブローン)

ブローンはクラウド世界時空警察・オートボットのメンバーの中でも、戦闘経験が多くもっとも勇敢な戦士の一人である。頑固で直情的な面もあるが仲間達への友情にも厚い。
「SARA」をめぐり激化する戦闘の中、一度は凶弾に倒れたブローンであったが、「SARA」により新たな命を得て再び立ち上がった。新たなボディはミニボットであった以前のボディとは比べ物にならないほど大きく強固なものとなり、その怪力と相まって並み居る敵をなぎ倒す驚くべき戦闘力を見せる。基本的に格闘戦を好む彼は、その拳を変化させた鉄球状の武器「ビート・ザ・ゴング」を新たに装備。そこから繰り出される必殺のストレートパンチはあらゆる時空においておよそ砕けえぬ物は存在しないほどの威力を誇る。
「SARA」によって与えられた力、未知なるディメンションモードを完全に開放した時、彼は全時空界において並び立つものはいないほどの戦士となるであろう。

STARSCREAM(スタースクリーム)

MEGATRON(スタースクリーム)

卑怯で狡猾、自意識過剰・・・スタースクリームを知る多くの者が語る彼の評価はこんなところで共通している。ディセプティコンとしてメガトロンに従うそぶりを見せながらも、その王座を虎視眈々と狙う彼であったが、ついにその野望を叶えるに足る力を身につけた。
『SARA』の膨大な力によって得た新たなボディは、以前をしのぐほどの速度と爆撃力を誇る戦闘機の姿に加え、強固な装甲と圧倒的火力をもつ戦車の姿へも変形を可能にするトリプルチェンジ能力を獲得した。それは同じく戦車へと変形するメガトロンへの、彼の内なるコンプレックスを無意識の内に体現したものなのかもしれない。その力はオートボット・ディセプティコン問わず、彼の野望を邪魔する全ての者へと向けられる。
未知なる「SARA」の真の力・・・ディメンションモードを彼が獲得した時、彼はディセプティコンニューリーダーに収まらず全時空の支配者としてその名を轟かすことになるであろう。

OPTIMUS PRIME(オプティマスプライム)

OPTIMUS PRIME(オプティマスプライム)

クラウド世界に存在する時空警察・オートボットの最高司令官、それがオプティマスプライムである。勇猛果敢で質実剛健な彼は部下からの信頼も厚い。クラウド世界の安定、そして全時空の生きとし生けるもの全ての自由と平穏を何よりも尊重し、己の役職と任務に全てを捧げる覚悟を持っている。しかし、その責任感ゆえ問題を一人で抱え込んでしまう癖があり、逆に周りの者を心配させてしまうこともある。
背面に装備した次元移動を制御するエネルギーユニットは愛用の銃にも変形し、彼自身の射撃の腕前と合わせ絶大な威力を発揮、数年前のメガトロンの反乱時における彼の戦いは全メトロポリスを救った英雄として半ば伝説のように語り継がれている。
「SARA」の未だ見ぬ次元力・ディメンションモードを得た時、彼の能力は他時空のトランスフォーマーとは一線を画したものとなるであろう。

MEGATRON(メガトロン)

MEGATRON(メガトロン)

メガトロンが信じる物はただ一つ、絶対的な力である。無限に広がる混沌とした時空界、それらに真の秩序と平和をもたらすのは力による支配のみ、そう彼は確信しているのだ。その揺るがぬ目的のためにはいかなる犠牲も厭わない。果て無き野心はいずれメガトロン自身を滅ぼすのか、それともクラウド世界を含む全時空界を崩壊させるものとなるのか・・・。
異なる次元の特殊金属同士を融合し生成された太刀「フュージョンブレード」を装備し、その卓越した剣技は並び立つ者がいないと言われるほどである。またトランスフォームした戦車から撃ち出される砲撃は立ちはだかる者全てを灰燼と化す威力を誇り、その恐るべき力はかつての同胞・時空警察オートボットへと向けられる。
「SARA」の未知なる力・ディメンションモードを彼が手に入れ制御した時、絶対的な覇王が君臨し全時空界は暗黒の時代を迎えることとなるであろう。

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